お知らせ
開設準備状況
3月14日にようやく電話がつながりました。回線自体は2月9日に契約済みでしたが、その後の工事が遅れていました。最後の大きな手直し工事が22日予定されており、その結果をみて診療開始日が決まると思います。当初4月2日と考えていましたが、通常の初診を受けるのは少しだけ先になりそうです。あいの発達クリニックで処方箋を受け取っておられた方については、服薬継続の問題がありますのでできるだけ2日から診療開始としたいと思っています。
話は変わりますが、今回の震災で被害に遭われた方には、心からお見舞いを申し上げたいと思います。私も、神戸の実家が震災に遭い、そこにいた当時10ヶ月の息子らを迎えるのと、親戚らへの食料を運ぶために直後の神戸に東京から24時間かけて入りました。記録をとろうと思ってビデオカメラを持って行きましたが、国道2号線沿いの建物がすべてつぶれてその端を黙々と歩く人の列に向けてカメラを向けることができなかったのを思い出します。
今回は、非常勤先のある港区のビルで地震に遭遇し、帰宅難民の1人となったわけですが、舗道を歩く人の列は、普段着姿とスーツ姿、リュックとビジネス鞄の違いはあっても、阪神大震災の時と何ら変わるところがありませんでした。
神戸の震災の時には、多少は休みが取れる職場にいましたし、実家が震源から少し離れていてライフラインの復旧が早かったので、避難場所での診療のお手伝いをしようと役所の窓口へその意向を伝えたのですが、現場が混乱していたのか、結局依頼は来ずじまいでした。今回は、そういう直接的なお手伝いはできそうにありませんが、一刻でも早く最低限の生活ができる状況が作られることを祈るばかりです。
東京やその周辺でも、原発のトラブルで停電になり、生活に大きな影響がでていますね。この件に責任を負っている立場の方々にしっかりしていただくしかありません。ただ、BBCのウェブサイトのホームページにさっさと出ていた最初の爆発の映像を、何時間も流さない政府とは一体何だろうと思ってしまいました。海外の人が知っていることでも、国民には知らしむべからずとは、なんと馬鹿にされていることかと思います。昔の大本営発表みたいにならないことを願います。(どっかの長官は、この発表の時に目が泳いでいたように見えましたから、政府が一番冷静でなかったんでしょうかね)。